最新情報

■ぴゅあ蔵コラム■
和牛の脂がなんで美味いのかっちゅうお話し

いや〜、やっとこさ梅雨が明けた思たら、なんやこの暑さ!いや、ちゃうな、「熱さ」や!
モ~ワシの脂、トロトロに溶けてまいそうで心配やわ。
どうモ~、脂が気になる専属お肉ソムリエのぴゅあ蔵ですわ。
皆さん、毎度、おおきに、ありがとうございます。

ほんでな、今日はその「脂」について、ちょいと語らせてモ~らいまっせ。
和牛の脂、これがまた旨いんや!
なんで旨いんかっちゅうと、ポイントは3つ。「香り」「脂肪融点」「脂肪交雑」や!
まずは「香り」やけどな、和牛には「和牛香」っちゅう独特のええ匂いがあるんや。
桃とかココナッツみたいな、甘〜くてコクのある香りやねん。
これがまた、脳ミソに「うまっ!」って信号送るんやて。
ラクトン類っちゅう成分が入っててな、これが人間の嗅覚にドンピシャで気持ちええ香りとして感じるらしいわ。科学ってすごいな〜。
次に「脂肪融点」やけど、和牛の脂はな、オレイン酸っちゅう一価不飽和脂肪酸がようけ入ってん。これがまた融点が低いんやわ。
人間の体温よりも低い、25.9℃くらいやから、口に入れた瞬間にス〜ッと溶けてまう。
そんで香りが一緒にふわ〜っと鼻に抜けて、モ~たまらんのや!

最後に「脂肪交雑」やけど、これは「霜降り」って言うた方がピンとくるやろな。
筋肉の中に脂がええ感じに入ってる状態や。
B.M.S(ビーフ・マーブリング・スタンダード)っちゅう基準で評価されてて、1から12まであるんやけど、数字が大きいほどサシが細かくてええ肉っちゅうことや。
サシが細かいと、脂の比率も高くて、口に入れたときの食感も味モ~バツグンやで!
ちょっと長なってしモ~たけど、今日は和牛の脂の旨さのヒミツ、知ってもろたで。
これ、ぜひ友だちにモ~教えたってな。

ほな、今日もぴゅあの美味い和牛焼肉を愉しんでや!よろしゅうおたのモ〜します。